薬膳と聞くと、【薬臭い食事】のように思われがちですがそればかりではありません。
薬膳のことを知れば知るほど『なるほど!こんなにカンタンに取り入れることができるんだ!』ときっと思うはず。
そして、普段の料理に役立てながらカンタンに楽しく作れるのではないでしょうか?
目からウロコが落ちて、薬膳を意識せずにはいられなくなるかもしれません……。
高麗人参などの特別な漢方食材を使わなければいけないわけではないんです。
薬膳はカンタン?普段の食事の積み重ねで効果を実感できる!
食事次第で※【未病】はなくなるんです!
※未病とは病気ではないが体調がおもわしくないこと
- 冷え性
- 食欲不振
- 生理痛
- 肌荒れ
- 浮腫み
- 肥満など
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薬膳とは?
中国伝統医学の基本理論に基づき、季節・個人の体調や体質に合わせて、食材や薬味を合わせて作る食事療法を兼ねた料理のことです。
薬膳のいいところ
- 普通のスーパー
- 普通の食材
- 普通に料理
これで十分なんです!
薬膳を取り入れるとどうなる?
特別な生薬ではなく、身近な食材を活用するだけで心身のバランスを整えてくれます。
例えば冷え性の人は、体を温める効果が優れている生姜、胃腸を温めるレンコン・鮭・大根を組み合わせて料理するなど。
毎日野菜を取らなきゃ!と生野菜を食べる習慣がある方は、是非煮物やボイルした温野菜を摂取するようにしましょう。
生野菜は体内の熱を外へ逃がしてしまうため、冷え性の方はなるべく控えてくださいね。
体を温める習慣を続けることによって、未病を防ぎ健康的な生活が送れるようになります。
- 健康な体は食生活から
- 体は食べ物でできている
そして、心も食べるものによって左右されることもあります。
カルシウム不足だとイライラしてしまうなど、聞いてことはありませんか?まさに心身は食べ物でできているんですね。
医食同源を大切にしていきましょう!

この地球はどんなこともバランスが大切👍
それがこの地球の法則~!
薬膳の基本概念
●薬食同源(やくしょくどうげん)
食べ物と薬は元々根源が同じであるという考え方で、毎日の食事が健康維持の基本となる。
●五性(ごせい)
食材が持つ【寒・涼・平・温・熱】という、体を冷やす・温めるなどの性質を指す。
●五味(ごみ)
基本となる【酸味・苦味・甘味・辛味・塩味】の5つと、それぞれが体に働きかける機能。
☆酸味
- 下痢・汗・咳を止める
- 精神の緊張を和らげる
- 【肝】の働きを促す
- 消化を助ける
過食=食欲が落ちて体が硬くなる。
☆苦味
- 解熱作用がある
- 【心】の働きを促す
- 血液を全身に巡らせる
過食=肌が乾燥し冷えやすくなる。
☆甘味
- 食欲増進
- 解熱作用がある
- 【脾】の働きを促す
- 消化吸収し不要なものを排出
過食=骨が弱くなったり抜け毛が増える。
☆辛味
- 気の巡りを活発にする
- 機能を促進して発汗させる
- 【肺】の働きを促す
- 呼吸がしやすくなる
- 全身の水分調節をしてくれる
過食=冷えやすくなる。
☆塩味
- 便秘改善【腎】の働きを促す
- 水分の代謝を良くする
過食=血液がドロドロになり高血圧になる。
☆旬の活用
- 季節ごとに取れる旬の食材を食べることで、自然の気候の変化に対応できる力を体に取り入れる。
抵抗力や免疫力の大部分も、毎日の食事から作られる栄養素と腸内環境によって支えられています。
現代の免疫学でも、体全体の免疫細胞の6~7割が腸に集中していることがわかっており、バランスのとれた毎日の食事こそが外敵から守るバリア機能を高めているのです。
漢方の元になる生薬を使った料理だけが薬膳料理ではないので、毎日の食事で健康的に生活していけるよう食生活を大切にしていきましょう。
今日からすぐに取り入れられる
初心者にオススメ!⇩
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春夏秋冬・梅雨の薬膳食材の色
春夏秋冬+梅雨の季節ごと、食べるべき【食材の色】があります。
季節ごとのオススメの食材を知っていると毎日のメニューに取り入れやすいですよ。
幸せなことに現代は、季節関係なく色々な食材が手に入ります。
そのため、旬のものが分かりにくくなっているのも事実です。
わかりやすいところでは、寒い冬にサラダのトマトやキュウリを食べたり……。これでは体が冷え切ってしまいますよね。もちろん食べるなって話ではありません。
温野菜も一緒に食べればいいんです。
サラダで野菜を摂取すれば体にいいわけではないってことです。
では、何を食べるのがベストなんでしょうか……?見ていきましょう!
春は緑
春は【肝→自律神経や代謝】が活発になり、ストレスやイライラが溜まりやすいと言われています。
緑色の食材は体内の余分な熱を逃がし、気の巡りをスムーズにしてくれます。
オススメの食材
- ほうれん草
- 小松菜
- ブロッコリー
- 春菊
- セロリ
- キャベツ
- アスパラガス
梅雨は黄
薬膳では四季の他に〔長夏ちょうか=梅雨〕を重視しています。
湿気が多く気圧の乱高下で【脾→消化器系・自律神経】が弱りやすいこの時期は、黄色の食材が水分代謝を促し消化システムを元気にしてくれるのです。
オススメの食材
- カボチャ
- とうもろこし
- さつま芋
- 大豆
- 栗
- 生姜
夏は赤
夏は【心→心臓・脳・精神】に負担がかかり、大量の汗で体内の水分やエネルギーを消耗します。
赤色の食材は体内にこもった熱を冷まし、血(けつ)を補って夏の不眠や夏バテを予防します。
オススメの食材
- トマト
- スイカ
- 小豆
- クコの実
- マグロ
- 鮭
秋は白
空気が乾燥し、【肺→呼吸器・皮膚】がダメージを受けやすくなります。
白色の食材は体に潤いを与え、咳や乾燥、便秘を防いでくれます。
オススメの食材
- 豆腐
- 大根
- レンコン
- 白ごま
- 白きくらげ
- 梨
- 山芋
冬は黒
寒さによって生命力の源である【腎→老化や発育・ホルモン系】が衰えやすくなります。
黒色の食材は体を芯から温め、【腎】の働きを補い免疫力を高めてくれます。
オススメの食材
- 黒ごま
- 黒豆
- わかめ
- きくらげ
- ごぼう
- 椎茸
季節ごとの薬膳メニュー
例)
●春=セロリと豚肉の梅肉炒め
そして、牛肉が夏バテで消耗した体力をしっかり底上げしてくれる。
そして、手羽元がら出るコラーゲンが、乾燥しがちな体に瑞々しさを与えてくれる。
手軽に取り入れられる薬膳スパイスと効能
■シナモン
- 血行を促進
- 体を芯から温める
- 冷えの改善
- 代謝アップ
■生姜
- お腹を温めて胃腸の調子を整える
- 発汗を促す
- 風邪の初期症状を和らげる
■八角
- 体の巡りを良くする
- 気の滞りを解消
- 消化を促す
■クミン
- 消化促進
- 健胃作用
- 老廃物の排出
■ターメリック
- 気と血の巡りを整える
- 肝機能を高める
- 疲労回復を助ける
■花椒
- 体を温め冷えを改善
- お腹の痛みを和らげる
- 食欲増進
まとめ
東洋医学や薬膳の世界でも、【医食同源】【薬食同源】という言葉がある通り、特別な薬だけではなく毎日の食事こそが体を作り健康を維持する根本であると考えられています。
何気なく取っている日々の食事とバランスを考えて取っている食事とでは、近い未来の体に間違いなく結果が表れます。
皆さんも今日から1つでも取り入れて健康寿命を延ばし、楽しい老後を過ごしていきましょう!
‘’健康は1日にしてならず‘’

最後までご覧いただきありがとうございました。
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